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マーケティング調査で役立つ高校数学

WEB上や街頭で行うマーケティング調査では、様々なグラフや数値が出てきます。そこには、多くの方が習ったことのある高校数学の知識が反映されていることが多いです。その一部をマーケティングの観点と合わせて記載しています。

データの代表となる数値

あるデータの集積をグラフなどで可視化した時に、その特徴を1つの数値で表す方法があります。例えば平均値は最もメジャーなもので、マーケティング調査結果の分析中にも良く登場する数値です。また、平均値以外にも分析に役立つ数値として、「中央値」と「最頻値」が挙げられます。

  • 中央値…データを昇順で並べて見た時に順番が中央になる値です。
  • 最頻値…データをいくつかの階級ごとに区分した時に、各階級に所属する個数のことを度数と言います。
    その度数が最も多い階級の個数を最頻値と言います。

偏差と標準偏差

偏差と標準偏差は、データの各個体がそれぞれ平均値とどの程度乖離しているかを示す値です。偏差は単純に平均値との数値的な差を示します。また、偏差×2乗の平均値を「分散」、分散の正の平方根は「標準偏差」と呼ばれます。分散・標準偏差共に値が大きければ大きいほどデータの散らばり具合が大きいです。マーケティング調査の際に、顧客層ごとの購入状況の散らばり具合を理解しやすくなる数値です。

散布図で関係性を探るには

マーケティング調査の結果を可視化する手法として「散布図」は良く使われるものです。2種類のデータをx軸とy軸で示すものですが、x軸とy軸に設定したデータの散らばり方がおおよそ右上がり、もしくは右下がりの傾向を示す場合、x軸とy軸のデータに相関関係がある可能性が高いです。

また、比較的近い趣味や志向を持つ方が集まるイベント会場などで行うマーケティング会場調査では、相関関係がある分析結果が出やすいです。逆にグラフ全体にデータが散らばっている傾向であれば、2つのデータ間に相関関係は無いことになります。
データの散らばりが比較的少ない範囲を見ていくと新たな商品・サービスの開発を考える際にも役立てることができます。

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